名古屋で不動産売却時に固定資産税評価証明書は必要?取得方法や用途も解説


不動産の売却や相続を考えるとき、「固定資産評価証明書」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、どのような場面で必要となるのか、またどのような書類なのか、詳しく知っている方は少ないかもしれません。本記事では、不動産売却や相続の手続きで固定資産評価証明書がなぜ必要になるのか、また名古屋市での取得方法についても、分かりやすくご説明します。疑問点をしっかり解消できる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

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固定資産評価証明書とはどのような書類か

「固定資産評価証明書」は、不動産(土地・家屋)の評価に関する公式な内容を示す書類です。具体的には、所有者の氏名や住所、対象となる土地・家屋の所在、評価額、そして固定資産税の課税標準額などが記載されています。

これにより、不動産のおおよその評価額を行政が明示してくれる重要な証明書です。

名古屋市においても同様の記載内容と役割が定められており、売却や相続などの場面で不可欠です。例えば、土地・家屋の評価額を明確に把握できるため、売却価格の検討や登録免許税の算定などにも役立ちます。名古屋市では、「所有者」「所在」「評価額」「課税標準額」などが確実に記載されている点が特徴です。

以下に、固定資産評価証明書に記載される主要な項目をまとめました。

項目内容備考
所有者情報氏名および住所納税義務者としての確認に使います
不動産の所在所在地、地番、地目など対象物件の特定に必須です
評価額・課税標準額評価額および課税基準となる金額税額や登録免許税の算定根拠になります

固定資産評価証明書はいつ必要になるのか

不動産の売却や所有権移転登記を行う際には、固定資産評価証明書が必要になります。登記にかかる登録免許税は、不動産の評価額(課税価格)の0.4パーセントで計算され、その評価額を証明するために評価証明書が添付されます。最近の登記には最新年度の証明書が求められることが多くなっています。

また、相続税や贈与税の申告時にも必要になる場合があります。税務申告では不動産の評価額を基に計算を行うため、固定資産評価証明書が添付書類として求められることがあるからです。

その他にも、裁判や訴訟、法的手続きにおいて不動産の評価を明確にする必要がある場合に、固定資産評価証明書が使われることがあります。たとえば、所有権をめぐる紛争時や財産分与の場面など、広く活用されるケースがあります。

利用シーン目的必要となる手続き
不動産売却・所有権移転登記登録免許税額の算出最新年度の評価証明書
相続税・贈与税申告評価額を証明申告書への添付
訴訟や法的手続き資産価値の証明評価証明書の提出

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名古屋市での取得方法と必要書類・手数料

名古屋市において、固定資産税(土地・家屋)評価額等証明書(以下「評価証明書」)を取得するには、いくつかの方法があります。まず、市税事務所や区役所・支所の税務窓口で直接申請できます。郵送での請求にも対応しており、窓口へ出向けない場合にも便利です。

申請にあたって必要な書類は以下の通りです。

項目内容
本人確認書類運転免許証、健康保険証など
委任状または承諾書代理人申請の場合に必要
登記事項証明書など所有権取得を証明する書類(相続人などの場合)

特に相続人が申請する際は、戸籍謄本や遺産分割協議書などが追加で求められる場合があります。

手数料は、土地は「1筆・1年度」あたり、家屋は「1個・1年度」あたり、それぞれ300円です。これは令和7年4月1日以降の改定後の金額であり、改定前は200円でした。

なお、例年4月初旬は申請が集中し、窓口が非常に混雑します。そのため、令和7年度では、3月17日から3月31日まで「事前申請」を市税事務所で受け付けています。この制度を活用すると、4月以降の交付がスムーズになります。

ご自身のご都合に応じて、窓口、郵送、事前申請のいずれかを選んでいただくことで、スムーズに取得いただけます。


固定資産評価証明書の記載内容の見方とチェックポイント

名古屋市における固定資産評価証明書には、土地や建物の重要な情報が細かく記載されており、売却や相続の際には正しく読み取ることが重要です。以下に、主な記載項目とチェックすべきポイントをご案内いたします。

項目 内容 確認ポイント
所在地・所有者 土地・建物の住所および所有者名 登記簿と一致しているか確認
地目・構造・面積 土地の登記地目と現況地目、面積、建物の構造・床面積等 現況と登記内容にズレがないか注意
評価額・課税標準額 固定資産税の評価額および課税対象となる金額 売却予定額や相続評価額と比較し、違和感がないか確認

まず、「所在地」や「所有者」が登記簿と一致しているかを必ず確認しましょう。この点は、手続きの正確性を保つ上で欠かせません。また、土地については「登記地目」と「現況地目」が記載されている場合があり、用途が変わっていると差異が出ることもありますので注意が必要です。建物については、たとえばマンションでは家屋番号と部屋番号が異なることがあるため、確認を怠らないようにしましょう。これらは名古屋市の固定資産評価証明書にも記載内容として挙げられています 。

評価額や課税標準額については、不動産の市場価値や相続時の評価と乖離がないか注意深く読み取ってください。評価額が現実の価値と大きく異なる場合には、税務署や名古屋市の窓口に相談し、訂正が可能か確認することが重要です。記載誤りや不自然な項目があった場合には、速やかに訂正の手続きを行うことをおすすめいたします。

まとめ

固定資産評価証明書は、不動産の売却や相続など大切な手続きの際に必ず確認すべき重要な書類です。不動産の所有者や評価額、所在地などが正確に記載されており、売買契約や相続、所有権移転の登記ではこの証明書が必要となります。名古屋市の場合、区役所や市税事務所で取得でき、申請には本人確認書類などが求められます。ご自身の大切な不動産を安心して次の世代に繋げるためにも、必要となるタイミングや申請の方法を事前にしっかり把握しておきましょう。
初めて手続きをされる方でも安心して進められるよう、分かりやすく手順をまとめましたので、今後の参考にしていただければ幸いです。

名古屋市西区・中村区・北区・北名古屋市の不動産については不動産の専門家名古屋 空き家・相続不動産売却センターにご相談ください!!各専門家と連携しスムーズな売却プランをご提案致します。

早期のご売却希望や、ご近所に知られずに売却したい方には、当社での物件買取もおこなっておりますので疑問や不安があれば、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

このブログの担当者 
天野 勝浩

◇名古屋市西区在住 業界歴13年
◇保有資格:宅地建物取引士・相続診断士・空き家マイスター・不動産キャリアパーソン

空き家の処分や相続案件を多くご相談いただいている

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